STAFFブログ

うちの屋根って?part3(形編)

どうも!!(・ω・)ノ

施工部の山崎です。

 

今回は、

「形」について、

ご紹介していきます。( *´艸`)

 

 

 

 

切妻屋根(きりづまやね)
最も一般的でイメージしやすいタイプの形です。最上部から2方向に屋根が下がっている、三角形の屋根です。
メリット
・単純な構造なので施工、メンテナンスにおいて費用が安い
・全ての屋根材に適用できる形
・風抜けの良い住まいを作ることができる
・ソーラーパネルを設置しやすい
デメリット
・個性的ではないので、面白みに欠けるかも
・妻側に太陽光、雨が当たりやすい ※切妻屋根の妻とは棟の直角にあたる壁面のことをいいます。

 

 

 

 


寄棟屋根(よせむねやね)
最上部から4方向に屋根が下がっている形の屋根です。
メリット
・4方向に軒を延ばすことで、太陽光や風雨から壁を守るため耐久性に優れている
・建築基準法の隣地斜線制限、北側斜線制限に対応しやすい
・落ち着いた外観になる
デメリット
・屋根面積と棟の数が増えることで施工、メンテナンスコストが高くなる
・ソーラーパネルの設置が難しく、できない場合がある

 

 

 

 


方形屋根(ほうぎょうやね)
頂点か4方向に屋根が下がり、四角すい形になっている屋根です。寄棟屋根の一種です。
メリット
・4方向に軒を延ばすことで、太陽光や風雨から壁を守り耐久性に優れる
・建築基準法の隣地斜線制限、北側斜線制限に対応しやすい
デメリット
・ソーラーパネルの設置が難しく、できない場合がある

 

 

 

 

 

 



片流れ屋根(かたながれやね)
一方向に屋根が下がっている、一枚板の屋根です。
メリット
・単純な構造なので施工、メンテナンスにおいて費用が少なくて済む
・ソーラーパネルが設置しやすい
・シンプルでかつ個性的な外観を作ることが可能
デメリット
・風圧を受けやすい

 

 


陸屋根(ろくやね・りくやね)
傾きのない平面の屋根で、平屋根とも呼ばれます。
メリット
・建物の最上部を屋上として使用することができる
・建築スペースを広く取ることができる
デメリット
・勾配がほとんどないため、雨漏りのリスクが他の形状に比べ高い

 

 

 

 


母屋屋根(いりもややね)
寄棟屋根上に切妻屋根が乗っているような形で、伝統的な日本式家屋に見られるタイプの屋根です。
メリット
・重厚な風格ある外観を作り出せる
デメリット
・構造が複雑なため施工メンテナンスが難しい、コストが高くなる

 

 

 

 

 



招き屋根(まねきやね)
切妻屋根と片流れ屋根を足したような形で、2面の屋根の長さが非対称かつ段違いになっています。差しかけ屋根とも呼ばれます。
メリット
・屋根裏にロフトや物入れスペースを確保しやすい
デメリット
・屋根が段違いになっているので、屋根と外壁の取り合いから雨漏りがしやすい

 

 

 



はかま腰屋根(はかまこしやね)
切妻屋根と寄棟屋根を足したような形で、切妻屋根の妻側が少しだけ寄棟屋根になっています。ドイツ屋根、隅切り、半切妻とも呼ばれます。
メリット
・建築基準法の隣地斜線制限、北側斜線制限に対応しやすい
デメリット
・構造が少し複雑になるため雨漏りがしやすい

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

屋根の「形」だけで、様々なことがわかってきます。

素材も重要ですが、「形」にも意味があったんです。

「自分の屋根はどんな「形」なんだろう?」

ふと、思ったときに見て知っておくのもいいかもしれません。

 

今回は、「屋根」種類とその「形」について

ご紹介いたしました。

 

では、また(=゚ω゚)ノ

 

 

 

 

 

このページのトップへ