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うちの壁って?part3(その他編)
どうも!(・ω・)ノ
施工部の山崎です(*’▽’)
今回は、一風変わった外壁を紹介していきます。
「おおかみさんにも、飛ばされない!」(>_<)
『レンガ』
レンガは、粘土や頁岩(けつがん)、泥を型に入れ、窯で焼き固めて作られた外壁材です。
レンガの寿命は、メンテナンスなしで100年以上と言われていますが、
実際には欠けたり、色あせするのでするので、全くメンテナンスがいらないというわけではありません。
塗装自体は可能ですが、通常の塗料を使うと風合いがなくなるので、クリヤー塗料が使われます。
レンガは、耐震性、断熱性、耐火性、遮音性にも優れています。
これは素材そのものが丈夫なのもありますが、通常の外壁材の厚さが約12~20ミリなのに対し、レンガは厚さが約70~90ミリもあるためです。
火災保険料が、サイディング等に比べると2分の1以下になる点からもレンガの性能の高さがわかります。
「大規模住宅に多く愛用されてます。」(´・ω・`)
『タイル』
タイルとは、粘土、陶土、長石、石英などを砕き、成型し高温で焼き固めた外壁材です。
製法として、湿式と乾式の2種類がありますが、「乾式」が主流です。
また、吸水率により陶器質・磁器質・せっ器質の「3種類」に分かれますが、
外壁で使うのは吸水率の低い「磁器質」と「せっ器質」です。
タイルは耐水・耐火・耐候・などの優れた性能があり、
デザインやカラーのバリエーションも豊富です。
デメリットとしては見た目に外壁の劣化が分かりにくい点があります。
あとは、メンテナンスが張替えになってしまうのでコストが高くなってしまいます。
「大昔からの変わらない有用性」(; ・`д・´)
『漆喰(しっくい)』
漆喰は、水酸化カルシウム・炭酸カルシウムが主成分でできている外壁材です。
日本では古くから、城郭・寺社・民家・土蔵などに使われていました。
民家では、瓦や石材の接着や目地の充填、外壁や室内に施工されます。
ただ、耐久性に難があり定期的なメンテナンスが必要です。
また、最近では防臭や防カビ性能を含んだ材料も開発されているため
様々な箇所で使用されております。
「自然と共に生きる素材」(*^-^*)
『板張り』
板張りは、下見板張りや羽目板張りとも呼ばれ木材を使った外壁であり、
水が入ってこないようにするため板張りをし、古くから日本の住宅に用いられてきた外壁材です。
木材には、ヒノキ・マツ・スギなどが使われ、断熱性と調湿性が高いのが特徴です。
皆さんもご存知の通り、木材の弱点は「水」です。
雨風にさらされると色あせや腐食が起こる「原因」になりますので、
定期的に塗装や防腐剤の塗布などのメンテナンスが必要です。
塗り替えのときは、高圧洗浄機は使わず塗装面の研磨(ケレン)を行い、
木部専用のキシラデコール・オスモカラーなどの「木材保護塗料」を刷毛で塗装します。
*写真はドイツ製の「オスモカラー」になります。
以上が(part1・2)を合わせて大まかな外壁の種類でございます。
もしかしたら、ご紹介した以外にも違うものがあるかもしれません。
ふと、思い出したときに自分のお家
街並み・建物に目をやるのもいいかもしれません(●´ω`●)
ひょっとしたら、新しい発見があるかも( *´艸`)
今回は「壁」を紹介いたしました。
次回は「屋根」を紹介できればと思っております。
ではまた(=゚ω゚)ノ